生活習慣病や離婚のリスクを考える
・まだ死にたくない
・自分が元で人に迷惑をかけたくない
・お金が心配
・老後の生活はどうなるのか?
・年金は大丈夫だろうか?
コロナ(武漢ウイルス)の感染拡大により報道が加熱しています。不安は日に日に高まり、頭の中が不安でいっぱいの方々が増えていると思います。
■ 人生における危機管理を考える
リスクが起こる可能性の全体像を把握することが重要です。例えば、死亡リスクを考えるた場合。家から1歩外へと出れば交通事故で亡くなる確率が少なからずあります。
(2019年の全国の交通事故負傷者数46万人、死者数3215人)
家にいても大震災が起これば…予期せぬ災害へと巻き込まれます。震災だと阪神・淡路大震災(死者6434人)、東日本大震災(死者1万5899人、行方不明者2529人)。
国の統計に目を向けて見ましょう。
2018年の死亡者数は、約136万人でその内訳はですね。
悪性新生物(がん)37万人、
心疾患21万人、
老衰11万人、
脳血管疾患11万人、
肺炎9万人、
不慮の事故4万人、
誤嚥性肺炎4万人、
腎不全3万人、
認知症2万人、自殺2万人となっています。
4月中旬現在(厚労省)の日本での新型コロナ関連の感染者数は約8000例。死者は約100人。1日あたり150-400人の新たな感染例がありますから。新型コロナに感染する確率は、交通事故で負傷するのと同じ程度と言えます。また、2018年の婚姻件数は約59万件、離婚件数は約21万件でした。この数字が高いか低いかは見方にもよりますが…婚姻・離婚って「身近な問題」と言えるのではないでしょうか。
離婚理由の上位トップ3はですね。理由①②には「建前」が多く含まれており、実際は③が決定打ではないでしょうか。
↓
① 性格の不一致
② 配偶者からの精神的虐待
③ 異性関係
結論として、癌や心疾患、脳血管疾患などの生活習慣病で亡くなる確率が最も高い。離婚や配偶者の異性問題は「思っている以上」に身近な問題である。このようになりますね。