愛を手に入れる“たらいの法則”
「もっと愛が欲しい」
「もっと金が欲しい」
このように思ったことはありますか?
何かを強く考えた時って、お金・人からの不足を感じるのかも知れません。「お金や愛が足りない」と考えた方に質問です。どれだけのお金や愛があれば満足と感じるのでしょう?
回答は、人によってさまざまと思います。何1つ不自由のない暮らしができても金銭欲が満たされない人。仕事も充実して幸せな家族がいるのに愛に飢えている人。など、お金や愛ってどれだけあれば満たされるのか…これは決まった尺度で測ることができません。結果的には、人の感じ方次第でしょう。お金や愛は、一般的に入った水に例えられますよね。
● 「不足」と感じている人
たらいに水が少ししか入っていないと感じている。「もっと欲しい」と、自分の方へと引き寄せようとします。すると?たらいは自分の近くに来ますが、水は自分とは反対側にこぼれ、結果は水を失ってしまう。
● 「十分」と感じている人
たらいに水がたくさん入っていると感じている。他の人に分け与えようとして、たらいを相手のほうへ押し出します。すると、たらいは自分から遠ざかるが、水はこちら側にこぼれ、結果は水を得ることになる。
つまりですね。人に何かを求める人は、結果として何かを失ってしまう。人に何かを与えようとする人は、結果として何かを得られることが多いのです。
恋愛の場合。
自分の感じ方、そして人への感じさせ方次第ではないでしょうか。”自分自身”という存在を無償で認めてくれる両親・恋人が居たとしましょう。そこで自分は「愛されている」と感じられます。
<直接的な行為(奉仕)>
・仕事や家事などを手伝う
・プレゼントする
・ハグやキスする
・「愛している」と囁く
<間接的な行為(奉仕)>
・相手の身の回りをきれいする
・普段は素っ気ないが病気の時は献身的な看病をする
・好きな食べ物ばかりでなく相手の健康的な食生活を考える
・相手の成長のため時に厳しく叱咤激励する
どこに「愛」を感じるのか?
これは人によって差がありますから、愛を闇雲に与えるのではなくて、“たらい”の押し出し方やタイミングを考えることが重要です。
自分のたらいを満たしておくこと。そして相手にも、たらいが満たされていると感じさせること。この2点に留意しておくことが、愛を得る(失わない)ポイントになるでしょう。