恋愛成就の方程式:恋愛力=基礎×テクニック

 勝てる恋愛テク

ネット上など巷に溢れる恋愛テクニック
「すぐに使える!」
「知らないと損!」
こんな即効性、もしくは人の危機感を煽るものが目立つと感じます。確かに、「今、目の前にある問題をすぐに何とかしたい」というのは、誰もが望むことでしょう。ですが、こういった専門的なテクニックを多く知っていれば…恋愛力や対人関係のスキルが飛躍的にアップすると言えるのでしょうか?

多くの学問、スポーツ、あらゆる技術、全ての分野に共通するのは、基礎学力、基礎体力です。基礎あってこその専門技術・専門知識だと思いますよ。基礎×専門技術とでも言いましょうか。つまり、恋愛におきましても、専門技術(テクニック)ばかりに目が行ったところで…基礎部分の値が低ければ、1×1=1、1×(1+1)=1×2=2、1×(2+1)=1×3=3、と足し算しかできません。掛け算で恋愛力を高めるには、基礎の部分も同時に磨く試みが欠かせないでしょう。

では、この基礎はどうやって磨けばよいのか?1つは、恋愛面だけの対人テクニック、ノウハウに固執し過ぎないということでしょう。即効性のある小手先のテクニックが通用するのは、恋愛経験に比較的乏しい相手で、かつ出会って2-3年の恋愛初期に限られるのではないでしょうか。

3年目以降の交際、結婚や子育て、老後を考えた時に求められるのはですね。恋愛力の土台となる人間力や、物事に善し悪しを決める判断力です。相手の恋愛感情が冷め始めて冷静になり、年齢とともに世の中への視点、価値観が変われば、人としての総合的な部分が見えてきますからね。

小手先のテクニックや嘘で一時的に自分をよく見せることはできても、長年連れ添えば本性はバレます。試験勉強の一夜漬けと同じです。ただ一時的な得点を得れたとしても、継続的に幅広い分野で得点を得ることができなければ、本当に学力が身に付いているとは言いがたいですよね。

恋愛に限らず、多くの方は、初期の人間構築に目を向けがちですが、人との長期的な関係で求められるものを考えた時。老若男女分け隔てなく接することができる基本的なコミュニケーション能力や、自分の成長に繋げられるライフプランの設計などが大切になってくるのではないでしょうか。

特に、一夜漬けのテクニックや知識、恋愛初期の対応ばかりを求め過ぎる傾向にある人。出会い→交際(結婚)→2-3年で破局(離婚)、のサイクルに陥りやすい気がします。一時的な問題解決能力もそうですが、長期的な視点も疎かにはできないということです。

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