“招かれざる客”にならないために
自宅やオフィスへと、度々やって来るのが…
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・有料放送
・ネット回線
・新聞
・宗教
・不動産投資
これらの営業・勧誘などの“招かれざる客”ではないでしょうか。もし、電話を受けたり・ドアを開けてしまったら、「お得です」「損はさせません」「とりあえず2週間だけでも」など、慣れた口調で断っても直ぐには引き下がりませんよね。飛び込み営業、電話勧誘、チラシ投函など。無差別な営業手法の成約率、反響って一説では「1%未満」との統計もあります。その数字を高いと思うのか、低いと思うのか、は個人の見解によりますが。
ビジネスの方法は経営者・従事者それぞれの判断です。なので、こういった営業手法を否定するつもりはありません。ただですね、数字的に恋愛に置き換えて考えた場合。売側は、扉を開けてみないと、どんな人が出てくるのかわからない、顧客を選べない。買側は、予定なく突然に商品やサービスを提案されても困る。これは出会いの引き付け合う力を考えた場合、極めて低いと言えます。
近年は、消費者が利用したい商品やサービス、企業のキーワードをネット検索ますよね。検索される側としても、自分たちができること(どういった顧客を求めているか)を明示しています。このように、双方が求め合ってビジネスマッチングが成立しているケースが基本です。
ビジネスに限らず、出会いによって互いが引き付け合う時とは、お互いのニーズを満たし、価値を認め合っている時ではないでしょうか。この歯車が噛み合わなくなった時が…飛び込み営業の例のような流れへと進むのだと思います。
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「相手が何を求めているかはわからない」
「だけど、自分が満たしたい要求があるから」
「とりあえずお願いしてみる」
こんな発想になるのかも知れません。マッチングが整理しなかった場合。お願いされる側はストレスであり、お願いする側も拒絶されると自己否定となり、自信を失いかねない。対人関係におきまして、相手は自分に何を強く求め、自分は相手にどんなことを強く求めるのか。お互いが、できること、できないこと、を整理する。そして問題解決に貢献し合うことが、引付け力の基礎で、時を共にする存在意義でもあると思いますよ。