恋人や2人の関係の中に“蕾”は見えますか?
2月中旬は、日中でも気温が一桁になる日ばかり。野外を歩けば「ヒューヒュー」と風が通り抜けて「寒い寒い!」と身震いしてしまう。この時期は外出はしたくない、と暖かい室内に籠りがちの方も多いですよね。また、外出しても、春夏秋は花や新緑(新緑)、紅葉などで見所のある公園や河原なども、冬の葉を散らした落葉樹の殺風景な景色では、肌寒さに拍車がかかります。
ですが、よく目を凝らして街角などの桜や梅の木の枝を観てください。遠くから眺めているだけでは気が付かないのですが…蕾(つぼみ)を付けているものがあることに気付くと思います。よく目を凝らさない見えないので、花のような華やかさはなくひっそりしています。ここに”春が近くまで来ている”という小さな知らせと言えるでしょう。
冬という季節、特に2月~3月はですね。2月14日のバレンタインデー。3月14日のホワイトデー。この2つ以外には目立ったイベント行事がありません。時期的には屋外デートに限らずテンションが下がり勝ちになるのではないでしょうか。厚着ですし、肌と肌の距離がいろいろな意味で遠くなっています。これは夏と比べてドキドキ感も減少する原因の一つです。
冬が来て春が来ますように、蕾ができて花が咲きます。そして、夏になり花が散り、新緑が芽生え、やがて深まり、紅葉し葉も散って、また冬が巡ってくる。
四季の変化と同じように、恋愛でも「巡る」は繰り返してますからね。
↓
・出会い(異性的魅力に惹かれる)
・恋愛の始まり
・恋愛感情の上昇期
・ラブラブ期
・男女の気持ちがアンバランスになる
・安定期に入る
そして、継続するカップルは幾つかの「変わり目」が来ます。
↓
・長所短所の再発見
・倦怠期
・恋愛感情や人生における価値観の変化
これらを乗り越えて、新たな恋愛関係の構築、互いに対して惚れ直す時期があります。巡り巡って恋愛感情が盛り上がっていくのではないでしょうか。
人生における成功について“花開く”という例えが用いられますよね。これは何の前触れもなく咲くわけではなく、きちんと段階を踏み、“春”の訪れとともに開花するわけです。もしあなたが、恋愛で冬のような気持ちで日々を送られていた場合。“蕾”はどんな花を見出だすことができるでしょうか。厳しい“冬”だからこそ「待ち遠しい」と思うことがあれば、2人の関係に一層期待を抱くことができ、明るい未来を描けると思いますよ。