「いい男(女)に勝てない」は“いいわけ”ですよ
あいつみたいな 顔に生まれりゃ
きっと楽しい 人生のはずなんて
考えたりした
いい男には 勝てないなんて
いいわけだよね ああ
<情報>
シャ乱Qのヒット曲『いいわけ』(1996年リリース)の歌詞の1部です。この歌詞を聞いて「うんうん、そうそう」と同感されましたか?“いい男”や“いい女”に白旗を揚げてしまっている方。そんな簡単に希望を捨ててはいけません。先ず、人よりも並外れた魅力を備える“いい男”“いい女”。こちらのメリット、デメリットを考えてみましょう。
“いい男”
“いい女”
こちらは、どちらかと言えば…。恋愛上は「追うよりも追われる」の立場にありますよね。
つまり恋愛で”独走””する人、常に前を走る人はですね。自分より前を走ってる人が誰もいないわけですから、当然マイペースになっています。逆に、追い掛ける側はどうなのか?前に追い付きたい、競り合わなければならず、ライバル(恋敵)を意識した走りになっています。
恋愛で考えた場合。
自分のペースでいくのか、人のペースを意識するのか、では、戦略が変わりますよね。恋愛だと、マラソンのように追い上げてくる追走者の姿が見えません。多くは「隠れた」ライバルなので、堂々と「あなたの恋人を奪う」は少ないのです。よって自分自身が独走しているつもりでも、自分のスグ後ろまで追走者が迫っている危機的な状況があるということ。ライバル(恋敵)がペースを落とした時に一気に抜き去る、ではありませんが、追走者は後ろから前を走る走者の隙を伺うことができています。
● 事例
・恋敵と好意を寄せる異性(恋人)が喧嘩してる時
・仕事など問題に追われ、恋人から意識が大きく逸れている時
・マンネリにより恋人の気持ちが、恋敵から離れている時
これらのタイミングが恋敵を抜き去るチャンスと言えます。
“いい男”
“いい女”の弱点もありますので掲載しておきますね。ビジュアルが優れていると、第1印象でインパクトがあり、プラス評価の幅が大きいです。逆に言うと、出会い後のマイナス評価の幅も大きくなります。最初100点で仲良くなってから減点されるイメージです。ライバルがマイナス評価を下されている際に、こちらのプラス評価を恋人に与えれば…。
「抜き去る」
つまりは逆転(心を奪い取る)も可能ということです。
後は時を味方に付ける、恋敵に危機が訪れるタイミングを待てるかどうか、となります。「夫婦の危機は3年目にやってくる」「恋は3年で冷める」こうやって言われますからね。恋人を「一緒になりたい相手」だとすれば、3年は経過観察してもよいと思いますよ。
ただ、“3年”の恋のマジックは自分にも当てはまります。「3年も待てない」「1年~2年したら、もう何とも思わなくなった」のケースもございます。その時は過去に依存せず、新たな恋人を探せばよいでしょう。
要は、3年とまではいかなくても気長にタイミングを待つということです。焦ってピント外れな行動に出たり、すぐに諦めたり、自分や恋人の気持ちを冷静に見れなくなる。これが原因で、ライバルの弱点を見落とているのです。一時的な感情に任せて、その場の対応だと多くのチャンスを逃すことになりますよ。
時が経てば、恋人、恋敵、自分の価値観や感情には変化が訪れます。その時にどうにもならない、と思った問題がいとも簡単に解決するケースもあります。強力な恋敵出現など、どうにもなりそうにない巨大な問題に直面した場合は、とりあえず、待ってみる、のも一法です。