夫婦喧嘩の解決・“鬼嫁”を鬼でなくす方法

 勝てる恋愛テク

新型コロナウイルスの日本での感染者が相次いでいます。中国・武漢市からの旅行者から持ち込まれたそうで、感染を防ぐ措置がとられているものの…中国の旧正月の春節(1/30まで)で、今後も多くの中国人観光客が見込まれ、2月3日の節分を前に、ウイルスは“鬼”のような存在と言えそうです。

節分は、旧暦で春の訪れを表す立春の前日とされ、季節の変わり目に生じる体調不良などの邪気(鬼)を追い払うために、「豆まき」が行われます。

ですが、万が一、“鬼”を払い切れなかったら…。体調を崩すだけで済めばよいですが、厄介な異性など、別れたくても別れられない“鬼”に関わってしまったら、どうすればよいのか?

そもそもの話。
自分が“鬼”と思っている異性は、最初は“鬼”ではなかったと思います。恐妻家の男性は、“鬼嫁”という言葉を使いますよね。でも振返って考えると、出会った頃は可愛くて優しかった妻。そんな妻を“鬼”にしてしまったのは、日々の行動の積み重ねがと考えることができます。

日本の昔話の場合。
鬼は「恐ろしい・強い・歯向かえない」存在として描かれています。対人関係においても鬼と呼べる存在は同様にです。「自分の思い通りに動かせない・恐くて意見できない」として使われています。

ということは!

端的に言うと相手(鬼)に主導権を握られている状態です。相手の意見が常に通り、自分が発言できない状態が続けば、2人の力関係の差は広がっていきます。一方がもう一方の言うことを聞くのが当たり前の状態。よって自分の意見が通らない、もしくは意見できない、状況になる前に何らかの対応が必要です。

その対応の1つが交渉ではないでしょうか。交渉と聞くと、いかに相手を説得するか、自分の意見を通すか、をイメージしがちです。実際は”自分の意見を通すため相手の要望も呑む”、と考えた方が正しいと思います。

例えば、登山道などに設置されている飲料の自動販売機を想像してみましょう。都市部の激安スーパーでは、1本(500㏄)のペットボトルのお茶って100円もしませんよね。登山道では、1本200円以上するケースもあります。ですが、喉が渇き切った登山者は「高い」と思いつつも、購入を決断し、売買の交渉が成立します。つまり、相手の心身の“渇き”“飢え”をどれだけ把握しているか。小さな労力で大きな要求を通す、対人関係で交渉を有利に進めるコツと言えます。

夫の望みや欲求、妻への対応例で考えてみましょうか。

● 妻に機嫌よく、優しくいて欲しい場合
妻:日々の出来事や愚痴を聞いて欲しい
夫:「最近どう」「疲れていない?」と話を聞き、1番の理解者をアピール

● 妻に夕食を作って欲しい場合
嫁:毎日、1人で買い物や夕食考えるの面倒くさい
夫:休日、2人で買い物に行き、ネットのレシピ例などを提案

● 自由に時間やお金を使いたい場合
嫁:最近どこへも連れていってくれないし、プレゼントもくれない
夫:妻好みの旅行計画やサプライズでプレゼント

以上のように、夫が妻の潜在的な欲求を満たすことで、望みや意見も通しやすくなります。よって、“鬼”退治の本質はですね。鬼の怒りによる角や全身の赤らみをいかに和らげていくか、だと思います。結果的に“鬼”が鬼でなくなった時。それまで「別れたい」と思っていた思いが案外「一緒にいてもいいかも」に変わる事も多いのです。

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