恋愛の“勝ち負け”から何を学ぶのでしょう?
“勝てる・勝つ”と聞いて心地好い響きだな~と感じますよね。
“負ける・負け”と聴けば…、耳を塞ぎたくなる言葉かも知れません。
言うまでもありませんが、恋愛で常勝はあり得ません。どんなに恋愛達人でも、人から拒絶される、人との競争に負けることがあります。求める要求が高ければ高いほど、成功(勝利)へのハードルは高くなり、自分が望む人間関係を構築することは難しくなるのです。
恋愛上の勝ち負けの解釈は人により多種多様です。
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男性であれば、女性と肉体関係を持つ、
女性であれば、理想の男性と結婚する、
このような解釈される方も多いと思います。ですが、その“勝ち”によって、達成感や喜び、自信を得ることができるとするならば…虚無感や落胆、慢心も表裏一体としてついてくるものではないでしょうか。
● 表裏一体の例
・ラブラブ→マンネリ(倦怠期)
・刺激的→退屈(慣れ)
・感動→心の抑揚が少ない状態
・ドキドキ→平静
・ときめき→相手の嫌なところが見えてくる、など。
“負け”については、
・失恋、離別、浮気(不倫)される
・異性からの拒絶
・相手を先に好きになって(ホレて)しまうこと、など。
恋愛では「結局、勝っても負けても試練ではないか」と声が聞こえてきそうですね。恋愛に安泰を求めている人にとっては残念ですが、現実的な恋愛って「そういうものである」と言わざるを得ないでしょう。そうなってくると、恋愛にとっての“勝ち”という概念を考え直さなす必要もあります。
例えばですね。
・家庭を持つ既婚者を好きになった
・配偶者が不倫している
・配偶者とそりが合わないので別れたい
・恋人が居るけど他の異性に目移りしてしまう
・別れた恋人と復縁したい
これらの、困難な恋愛問題に直面したとしましょう。問題に向き合うのか、向き合わずに成り行きに任せるのか?この違いにより、“勝ち負け”を含めその後の結果は変わってきますよね。
“勝てる”“勝てない”に関わらず、問題に向き合うこと。その経験から何か恋愛の問題解決のヒントに気付き、恋愛観の変化を得れたとするならば。あなたの恋愛は前進しているのではないでしょうか。
「人を好きなった」
「人に好かれたい」
こう感じた時。
人が自分の行動により喜怒哀楽を出している時はですね。”自分自身が試されている時”だと思いますよ。人を通じて等身大の自分自身を見つめ直すこと、それは“勝ち負け”を越えています。そこには挑戦と試行錯誤、そして成長があるのみと言えるのかも知れません。真の意味の“勝てる”とは、“今までの自分に勝つ”ことであり、当ブログでは、そんなお手伝いをさせて頂いています。
● 不倫相手と本命の勝ち負けとは
既婚男性と妻、その夫には彼女が居るケースは別れさせ屋に多い状況です。世間では夫の気持ちとして、妻には責任的な関係・彼女には恋愛関係と表現する方が居られます。では、どちらが「勝ち」なのか?考えるまでもなく妻が勝者となります。それは「帰る場所」がホーム(軸・基準)なので、浮気はあくまで立寄り先だからです。この順位が変わらない限りは浮気相手は恋愛的に勝っていても…負けていると思いますよ。彼が好き・愛している・大切だ・妻よりも必要だ。と言ったとしても…それは不倫と言う曖昧な関係を誤魔化した言葉となります。
本当に心から「好き」だと思っていれば、慰謝料・養育費・世間体を気にせず離婚へと進みます。その行動をせずに現状維持で両天秤なので誤魔化しだと考えましょう。
ただ、妻が居るのに彼女が居る。
この現実があるので、少なからずは妻に対する「不足」があります。勿論、彼女側の不足もあるので現状維持ですよ。これらの一長一短が解決されると、不倫から本命にしようと離婚を決断するケースは多いです。
(参照:恋愛の過失割合を分数で整理する)