浮気防止の「浮気しないで」は逆効果になるかも?
「事故多発」
この看板を目にしたらどう感じますか?きっと事故が多くて注意しないダメな場所だとイメージしますよね。
偉人の言葉にて「思考は現実化する」があります。成功哲学の提唱者・ナポレオン・ヒル氏が言った言葉です。意味はですね。我々人間は無意識の中で情報に影響を受けてしまい、意に反した方向ーと結論付けることがあります。なので、この言葉的に考えると…事故を防ぐ意味合いとしては、「徐行せよ」・「ブレーキ早めに」となります。
では、恋愛に置き換えて考えてみましょうか。
男性が女性に、女性が男性にモテようと考えた場合。自分がモテると言う具体的イメージができていない方に多いのですが、必要以上に気を遣ってしまう。気を遣いすぎて結果で「ホメ言葉」が不自然になっています。分かり易く言うと”ピント外れな行動”です。
● モテる行動とは
<男性>
・自信
・余裕のある態度、ユーモア溢れるトーク、さりげない気遣い
<女性>
・上品な言葉遣い
・しぐさ
・魅惑的な笑顔、ドキッとするような言動
これらが挙げられます。
このイメージをアウトプットできなくては「モテない」から「モテる」への転換は難しいでしょう。
対人関係でも同じことが言えます。多いのは無意識に相手の思考を悪い方へ誘導しているケースです。女性だと「浮気しないでね」と彼氏に言ってしまう。
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彼氏は「浮気」の概念が無かったのに、敢えて「浮気」を使うことで、彼氏の中では「浮気」するイメージを作ってしまうので。
なので、浮気しないで!と願った場合どうすればよいか?
使うべき言葉は以下です。
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失敗「浮気しないでね」
正解「ずっと仲良くしようね」
このように攻撃的なチョイスではなく、守備的な意識で言葉選びをしてください。
別のシーンでも同じですよ。
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・「怒らないで」→「優しくして」
・「散らかすな」→「きれいにしておこう」
・「ダサいよね」→「もっと髪型を変えたら雰囲気が良いのに」
・「遅刻するな」→「いつもより早寝早起きして」
こちらが求める行動が相手にとってイメージしやすくなります。イメージできることから、無意識で意図した方向へと働きやすくなるのではないでしょうか。自分や他人がどんな思考で、どんなことをイメージしているか?ここをコントロールすることで、行動結果は意図したものに近付けていけるのです。