恋愛対象との特別な会話を意識していますか?
■ 「聞き上手」とは
人の話をよく聞くタイプとしてイメージしがちですが、人の話を聞けばよいのか?恋愛コミュニケーションとしては聞いているだけでは意味がありません。なので、話を理解して自分の意図した方向に進めることが重要ですからね。
<事例>
・喜びの高揚化→オバーリアクションで共感
・怒りの鎮静化→怒りの感情に相槌、怒りの感情を出させる
・情報の深堀り→より具体的に質問
などの対応があります。
ですが、相手からの会話が自分の意図したい方向に向いているとは限りません。特に相手が何か他のことに夢中で話に応じる気がない場合。聞き出そうとしても素っ気ない返答が帰ってきます。恋愛でも多い状況ではないでしょうか。その解決として、相手発のワードから自分の意図したい方向に近いワードを抜き出す。そして会話を誘導していく方法が有効です。川の流れのように激流を対岸へ渡るのは難しいですが、流されながら対岸に渡る意識となります。
そもそも、会話をしなければいけないのか?と考えた場合。これは特別な関係である、相手から見てあなたが“唯一無二の存在”になる為ですよね。
そのために有効な会話内容
↓
① 共有:悩みや不安
② 共通:似ている部分
③ 性欲:恋愛や性に対する意見交換
3点となります。
会話する目的としては、相手の感情コントロールや情報収集です。特別な関係になるには以上の3点を会話に導していくことが欠かせないですよ。
事例です。
相手が「最近、仕事が忙しくて疲れ気味」と言う。
あなた「確かに元気がなさそう、大丈夫?」と言う、次のフレーズは?
↓
A.「何か悩みやストレスを抱えているんじゃない」
B.「わかるよ、仕事を頑張り過ぎちゃう気持ち」
C.「休みの日は家でぐったりだね。デートする余裕もなさそう」
以上が想定されます。
「そうそう、わかる?」と回答があれば、次は関心事を深堀りしていく作業となります。特に男性が陥りがちなのですが、相手の話に自分の意見や解決策を示してしまい恋愛関係に重要な3つの会話が疎かになります。恋愛対象の人、恋愛対象ではない人。これを意識して会話すれば、一瞬で嫌われる「失言」は避けられると思いますよ。