“ポーカーフェイス”で恋愛を有利に進める
トランプゲームの「ポーカー」
プレーする人にとってさまざまなアレンジがされていると思いますが、基本的なルールは、最初に配られた5枚のカードから気に入らないカードを新たなカードに交換する。そして最後に残った5枚のカードの組合せで勝敗を競うゲームです。
カードの組合せで強い順
【ロイヤルストレートフレッシュ】 スペードの10.11.12.13.1が揃う。
【ストレートフラッシュ】 連続した同じマークの数字が揃う
【フォーカード】 4枚の同じ数字が揃う
【フルハウス】 スリーカードとワンペアが揃う
【フラッシュ】 5枚のマークのみが同じ
【ストレート】 連続した数字が5枚揃う
【スリーカード】3枚の同じ数字揃う
【ツーペア】ワンペアが2組揃う
【ワンペア】2枚の同じ数字が揃う
となります。
ゲームのコツは、最初に配られた自分のカードを強く、もしくは弱く見せたり(強いフリや弱いフリ)して、相手にカードを交換させたり、させなかったりして、自分のカードが強くなる可能性が高くなるように仕向けていくことです。もちろん技術的なことだけではなく、運もありますが…。
例えば、最初の自分のカードがワンペア以下の強さしかなかった時、勝ち目はほぼありませんよね。この場合、自分のカードを全部または何枚か捨てるか、相手にもカード交換させ、勝負のやり直しを促すのが1つの戦略です。そのためには、自分のカードを相手に強いと思わせることが必要なケースもあります。
回りくどくなりましたが、実際の恋愛もこのポーカーと共通する部分がいくつかあのすよね。
自分が相手を思う気持ち>相手が自分を思う気持ち
この状態が想定される時。お互いの気持ちのパワーバランスを逆転、対等にすることが、恋愛を有利に進めるコツとなります。
そのためには、自分が相手にゾッコンである(=弱い立場)ことは、できるだけ気付かれないほうがいいですよね。緊張してオドオドしたり、返事がないのに連続でLINEしたり、これでは自分の好意がバレバレとなり、自信や余裕なさげに見える場合もあります。
相手の心理は「この人には十分好かれているから、これ以上好かれる必要がない」となります。この状態では、相手の気持ちを揺さぶる(立場を逆転させる)ことは難しい状況です。
これが、自分の感情を抑え、対等もしくは上の立場にあるように接したとします。余裕や自信のある素振りとでも言いましょうか。人によりますが、多くは人から(自分の価値を)認められたい承認欲求がありますから、「自分を好きになって欲しい」という感情を抱きやすくなることが想定されます。
モテる女性(美人)が既婚男性との不倫に走ることがあることに疑問を持ちますよね。その理由は、既婚者の心理的余裕(妻がいるので恋愛困ってない)に惹かれているケースが多いです。
つまり美人は、自分が強い立場に慣れていますので、対等or自分よりも上と思われる人物が現れた場合。普段の“守り”でなく“攻め”(ポーカーでいうカードの入れ換え)に応じてしまうのでしょう。恋愛もゲームやギャンブルに例えられることがあるように、いつも強い(もしくは強いフリ)ではなく、負けである弱さを見せることも楽しませるコツとなります。