恋愛でライバルに勝つ考え方は“イス取りゲーム”
イス取りゲームってご存知ですよね。
ゲームが少なかった幼少期に遊んだ方も多いと思います。
<椅子取りゲームとは>
円状に並べたイスの数より多い人数で、イスの周りを音楽に合わせて回ります。音楽が止まるとイスに座って奪い合う。残された椅子に素早く座ったほうが勝ちとなります。
大人になれば、イス取りゲームで遊ぶことはありませんが…朝の通勤ラッシュの電車に乗車される方の場合。電車の座席を奪い合うリアルなイス取りゲームを強いられているかも知れませんね。通勤ラッシュの座席争いのように、大人の世界でも“イス”を奪い合う局面は結構あります。
↓
・電車、バス、飛行機など交通機関の座席
・海辺や高層階にあるレストランの窓際の席
・人気のコンサートや映画の座席
・花火や花見、紅葉見学の場所
など、求める人数>座席数、この関係にある時は奪い合いの参加を余儀なくされています。もちろん、勝つためのコツは、「速く座ること」である早く予約することです。遊びのイス取りゲーム同様、早いほうが有利なのは変わりません。デートで、欲しい“イス”を取れなかった日には、恋愛の行方も左右しかねませんよね。
“イス”に限らず、欲しいものを取るために必要なことの1つに早さが挙げられます。人との時間も、その人の時間を欲しい人との奪い合いです。
例えば、社会的に評価の高い建築家や医師、作家、画家などへの仕事の依頼の場合。1年待ちとまではいかなくても、予約してから数ヵ月は待つのが多いです。そういった顧客に時間が奪われ勝ちな人とデートするには、事前予約(事前の約束)が欠かせないでしょう。
上の例は極端なケースですが、仕事が忙しくない人でも翌月の勤務スケジュール(シフト)が1-2週間前には決まりますよね。シフトが出てからでは、その人の予定に入り込むのは難しいのではないでしょうか。また、男性と違って女性は女子会や旅行の予定を入れる事が多いのです。なので急に「会おう」では、応じられない。となる可能性は高くなります。
恋愛では、学校の同級生、職場の同僚、共通の趣味友達からカップルに関係が発展することがあります。これらの共通点は、定期的に顔を合わす機会があるということです。心理学における単純接触効果によることもあります。
(繰返して接触することで好感度アップ)
人と親しくなるためには、単発の面会よりも、定期的な面会が効果的と言うことです。相手が自分と面会する定期的な予定をどれだけ作れるのか、ここも恋愛成就や維持には重要と言えるでしょう。
例えばですね。
↓
<恋人未満の関係>
・共通の趣味や関心事を持つ
・デートの時、次回の予定を必ず決める
・物の貸し借りをする
<恋人同士>
・週のうち会う曜日を決める
・同棲する
・記念日のディナーや旅行などの先の予定を決めておく
などが思い当たります。
通勤ラッシュの座席争いのごとく、人との時間という“イス”も、誰かが早い者勝ちで予定を埋めていきます。「時間が空いた時に」こんな、無計画な予定を立てると?恋愛の“イス取りゲーム”の負けは確定してますので、負けない対策は「スピード」です。