困難に向き合う恋愛哲学を身に付けましょう
・気になっている人に告白できない
・恋人に強く言われると言い返せない
・結婚願望はあるが、結婚生活や親族との付き合いを考えると不安で踏み切れない
・不倫はダメだと理解してるけど、ズルズル不倫を続けている
どれか1つは、これまで悩んだことがあるのではないでしょうか。
そんな時、どうして解決されました?
勇気を出して自分の意志を通したのでしょうか。
それとも…
「忙しい」
「今はその時期ではない」
「どうせうまくいかない」
こんな感じで言い訳を作って、先伸ばしにしたり、もしくは諦めてしまったでしょうか。
人生で直面する困難、特に恋愛に関わることの場合。どんなに逃げ回った、遠回りしたとしても、巡り巡って状況を変えて戻ってきますよね。なので、遅かれ早かれいつかは越えていかなければならない問題というわけです。ですが、人は勇気を出したり、不安な気持ちになったり精神が不安定になる苦痛から逃れるため、困難なことを避けて通りますよね。そういった場合、結局、何も状況が変わらないまま時だけが過ぎて行くのではないでしょうか。
案ずるより産むが易し
ということわざがあります。
これは、始める前はあれこれ悩むが、実際にやってみると予想に反して、たやすくできる事の例えです。全てが当てはまるとは限りませんが、ある程度の楽観的観測がなければ「やってみよう」という気にはなりませんよね。
かといって、ほとんど成功の見込みがないのにやみくもに挑戦しまくっても?全て失敗となれば、自信喪失だけでなく、もっと計画的に取り組めば成功できたのに、準備不足のために成功しなかったというケースもあると思います。では、困難から逃げても駄目、向かっても駄目となればどうすればよいのでしょうか。
これは個人の価値観や感覚の問題もあると思います。「勝率」というのが重要です。プロ野球で言えば、打率3割が“優”で打てなかった残り7割は失敗であり、反省や改善の元になるわけですよね。
プロ野球の打者よりシビアなビジネスの世界。
例えば、ソフトバンクグループの孫正義会長が創業当時に定めたビジネス哲学「孫の二乗の兵法」。「七割以上の勝利が確信できるまで煮詰め、勝負する」というのがあります。7割以下では少な過ぎ、10割まで煮詰めるとなるとチャンスを逃してしまうという発想に基づいているようです。
いずれにしても、慎重過ぎてもいけないし、大胆過ぎてもいけない。逃げ腰(弱気)では足が進みませんし、行け行けドンドン(強気)では足元をすくわれる可能性が高まるということになりそうですね。
やれるだけのことはやって挑戦してみる。そうした挑戦から導き出された「勝率」を元に自身の恋愛哲学を身に付けること。これが、どんな恋愛の困難にも怯まず立ち向かえるコツになると思いますよ。