「京都」行きの列車で座って天国、立って地獄?
大阪・京都にお住まい方であれば、電車で大阪ー京都を利用されますよね。そんな「大阪と京都」はそれぞれ商人の街として関西のビジネスの中心的位置付けです。さらに、どちらも観光都市としても多くの人を惹き付ける魅力を有しています。
街に人が集えば、行き来する人も当然多くなり、人のニーズとしましても、「早く便利に移動したい」となるでしょう。大阪ー京都間の道路(下道)が朝夕、渋滞気味で時間がかかます。京都市内など駐車料金が高いことを踏まえますと、残った移動手段は電車となります。
ですが、阪急淡路駅などの京都方面(京都河原町行)の特急電車を待つホームでは、朝夕は人で溢れかえっており、当然電車も満員です。淡路駅で席を確保できなければ、待っているのは、京都に着くまで約40分間、人混みの中での直立不動の我慢比べのような時間です。通勤の場合は、まだ「仕事へ行くためだから仕方ない」と我慢できるかも知れません。ですが、デートでは目的地に着くまでに疲れ果ててしまうなんて事態にもなりかねませんよね。
当然恋人と楽しく話をできる状況にはなりにくいと思います。
ここで、京都方面に行く場合の満員電車対策を申し上げます。特急・快速など混みやすい電車に乗る場合。できるだけその電車が出発する駅から乗るということです。阪急京都本線でしたら「梅田」、JR京都線でしたら「大阪」、京阪本線でしたら「淀屋橋・京橋」です。例えば、阪急の場合。十三、淡路は梅田から数分の場所にありますが、その数分の差が座席に座れて景色を見ながら快適、約40分間の立ちっぱなしで会話が「しんどいね」になるのか。
この運命を分けます。
「そんなこと言ったって朝時間がない」という方。
10分の朝寝坊で40分立ち続けるのか、10分の早起きで40分仮眠したり快適に読書したりして過ごせるのか、時間の有効な使い方を考えましょう。
京都に限らず、大阪ー神戸・三ノ宮間を行き来する際も同様ですよね。神戸・三ノ宮方面へは尼崎より大阪、大阪方面へは三ノ宮より神戸からだと席を確保できる可能性が高いと思います。
インターネットの路線検索の場合。
一般的に出発時間を考慮したり到着時間が早い順に経路が表示することがあります。
大阪梅田(阪急線)
↓阪急宝塚本線急行・宝塚行
十三
↓阪急京都本線特急・京都河原町行
京都河原町
このように検索されることもしばしばあります。
大阪梅田から阪急京都本線特急・京都河原町行に乗車すれば座れたけど、十三からだと座れない可能性がありますよね。電車などで遠方へ移動の際には、目的地までの到着時間の早さも、もちろん大事です。ですが、その道中を有意義に過ごす、ということも頭の片隅に置いておきたいですね。