“感動”を利用して人の心をガッチリ掴む会話術
・エレベーターや職場の喫煙所
・街中で知人に偶然バッタリ会った
・無理矢理連れて行かれたスナック、など。
喋る必要はないけど、喋らなければ沈黙の時間となり気まずい空気になる場面。このシーンって日常生活で結構ありますよね。とりあえず天気の話題を出してみたものの…気持ちの入らないトークと相づちで気まずさに拍車をかけてしまった経験のある方もいらっしゃるでしょう。棒読みのセリフのような会話、相手に気を使いすぎる丁寧過ぎる会話では、場の空気がしらけてしまうのも仕方ないような気もします。
これは、ブログなどの文面にも共通することですが、人の心を振るわせるのには、感動させる必要があります。では、どうすれば人を感動させられるトークや文面を発信できるか…その1つに自分が感動したことを伝え共感を得る、というのがあるのではないでしょうか。
「感動」とは、自分が心に強く感じたことです。
例えば天気の話
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「暑い日に汗だくで帰った後に飲むビールがうまいんですよ!」
「この間、うっかり電車でお気に入りの傘を忘れて、雨って嫌ですよね」
などの話を、大袈裟にビールが美味しそうな、もしくは悔しそう、残念そうなトーンですれば?聞き手も思わず「そうそう、私も…」と話し出さずにはいられないと思います。
「そんなに日常生活で感動するようなことそうあるわけでない」という方の場合。もっと注意深くいろいろなことに注目してみましょう。お笑い芸人などのエピソードトークを聞いていると、ちょっとした喜怒哀楽の経験の感情をうまく言葉に乗せて話して、思わず「クスッ」となりますからね。
自分が話す場合もそうですよ。
相手の話を聞く時も、相手が饒舌に、「ちょっと聞いてよ!」となるのは、喜怒哀楽を感じた、感動したエピソードです。“エレベータートーク”のような身近なことから、過去の恋愛談、失敗談、嫌いな人やイラついた時の話などではないでしょうか。
日本という国の仕組みで同じように生きていることを踏まえますと、その人が感動することは、誰もが感動することに当てはまるケースも多いと思います。そういった感動を共感している時、恋愛のみならず人と人との仲が深まっていると言えるような気がします。日々の心に響いた経験、人の心に響きそうな物事を心に書き留めておく、それだけで普段の何気ない会話の中から、人間関係をより進展できると思いますよ。