100冊の恋愛本を読んでもうまくいかない理由
恋愛とビジネスには「売り込む」との意味で類似点があります。
なので、同じように例えられることが多いですよね。
日本を代表する産業と言えば自動車です。
「販売のトヨタ」
「技術の日産」
こんなキャッチフレーズが話題になりました。ビジネスで重要と思われる2つの要素、販売(営業)力×技術(商品)力=ビジネス力、の図式が成り立ちそうですね。
これを恋愛に置き換えるとどうなるのか?
↓
・販売(営業)力=アプローチ(行動)力
・技術(商品)力=内面・外見的魅力
このようになると思います。
アプローチ力×内面・外見的魅力=恋愛力、になるのではないでしょうか。だとすると…アプローチするさまざまな方法や手段、内面・外見的魅力を磨くための知識を恋愛本や恋愛ノウハウから得られると、自身の恋愛力を向上させることができると言えそうです。
ですが、恋愛について意識が高く多くを学んでいる相談者様、依頼者様がですね。最終的に弊社に「復縁」・「別れさせ」をご依頼されるのは、書籍やネットで得られる知識と現実の問題にギャップがあるということでしょうか。書店やネットの恋愛ノウハウを、目にすることがあるのですが、出会いからデート、結婚の一般的ケースを記し、主な読者層である20-30代の男女を意識したものが大半です。言うまでもありませんが、恋愛力というのは、10代から死ぬまで磨き続けるものでありますので、これでは不十分で、個人の異なる恋人候補や恋人に対応できるかは疑問です。
冒頭の恋愛とビジネスの話に戻しますね。ずっと昔だと男性であれば、3K「高身長・高学歴・高収入」が“モテ要素”だったと思います。ですが、最近は、エコカー、バリアフリー、高性能ファミリーカーなど、車を使用する人の生活スタイルに合わせた多様な車種が登場しています。このように、男性に求める条件も女性によって、紳士的、ギャップ、強引、優しい、丁寧、安定収入、自立、倹約、家庭的など異なるのではないでしょうか。
異性に求める内面・外見的魅力が多様化、変化する中で重要になのは、自己分析力とマーケティング力です。本当に自分が異性に求める条件は何なのか、その異性はどこにいるのか、アプローチするためにはどうすればよいのか、を考えないことには、恋愛力の向上は見えきません。どういった動作が優しさや紳士的と感じるかも、その異性によって変わってきますからね。恋愛力向上のためには、自分や相手を分析すること、意識を一層集中させて相手を思いやる意識が必要だと思いますよ。