破局の兆候に気付く人、気付かない人の違い

 勝てる恋愛テク

「妻から離婚したいと告げられた」
「復縁したい」
「なんとか以前の関係に戻したい」

このようなご相談を旦那様からお受けすることがあります。「奥様に離婚の兆候はございましたか?」とお聞きするのですが…
「ありません」
「わかりません」という答えが返ってきます。

ですが、質問を変えてみるとですね。

「奥様は結婚指輪をされてます?」→「1-2年着けているのを見たことがありません」
「夜の営みはどのくらいですか?」→「めっきり減って、断られることが多くなった」
「化粧や髪型に変化ありますか?」→「言われてみれば、綺麗にしてます」
「昼間や夜間に外出されますか?」→「そういえば、ひとりでよく出掛けています」

と、詳しく答えられるケースがございます。
旦那様は離婚の兆候について「ありません・わかりません」と最初に答えてましたよね。

● 妻の心が夫から離れている行動
・結婚指輪をしていない
・セックスレス気味

● 妻の浮気を想定する行動
・外見に気を遣うようになった
・ひとりでの外出の頻度が増えた

を無意識ではありますが、認識していることになります。では、なぜ妻の行動に関する質問によって詳細が出てくるのでしょうか?妻の心が離れている、浮気している=離婚の兆候がある、ことに気付いているか、気付かないフリなのか…。重要なのは、普段からどれだけ問題意識を持って見ているのか、です。よって行動の変化を眺めているだけでは意味がないわけです。

少し意味合いが違うかも知れませんが「木を見て森を見ず」という言葉がありますよね。小さなこと、細かいことにこだわり過ぎて、全体や問題の本質が見えないことの例えです。一つ一つの妻の小さな行動(木)によって、妻の心がどこに向かっているのか(森)を捉えないことには、物事の本質を把握することはできません。そのためには、その(妻の)行動を注意深く観察し、行動の裏に何があるのか、常に仮説を立て検証する試みが重要です。

恋人の行動や容姿に限らず、持ち物、家の中、SNSなど見過ごすものを注意深く観察してみましょう。心境の変化について何か発見があるかも知れませんよ。

● 変化を「サイン」として考えること
女性に多いのですが、心が離れていくと気付いてくれたら止められる。その寸前に会話・行動にサインを出すケースがあります。ここで理解して改善すれば別れたり、浮気に走ることはなかったけど、変化に気付かずに素通りしたことで「確定」として決断をしてしまうのです。

男性が別れてから後悔するケースに多いですね。
彼女・妻としてはサインを少しずつ出していたのに?態度を改めることなく自由・我侭にしていれば、別れる悩みは「別れる」と確定します。こうなると悩みに悩んだ決断なので、覆ることもなく、気持ちの切り替えも早くなります。それから元彼が「ゴメン、反省したから復縁しよう」って伝えても意味はない。別れるか悩んでるサインを出してきたのに、気付かない彼氏が「私を見ていない」となり、自分の別れる決断を後押ししているのです。だからこそ、日頃から問題意識を持って見る習慣があると思いますよ。

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