“ちょっとの背伸び”で恋愛力をアップさせる
理想の恋愛や最高の愛について考える時。
必ずと言ってよいほど挙がる条件として、“自然体”で過ごせる相手、があります。この“自然体”とは、どのような意味なのか?飾らなくても好きでいてくれる、完全に気を抜いた状態、何をやっても許される。これらは、人それぞれの定義は異なると思います。
何をやっても「その人の全てが好き」と言ってくれる。そこまで愛してくれる相手が現れれば、飾ることも気を遣う必要も全くないでしょう。ですが、こういったケースは極めて稀です。例えばですね。男性であれば、女性の顔の眉毛がない、などすっぴんを見たら…女性であれば、男性の不潔な格好、乱暴な言葉などの言動で、恋が冷めることもあります。
結局のところ、異性と過ごす場合。
「やっぱり少なからず気を遣わないといけないじゃないか」ということになりそうですが、“気を遣う”とはどういうことなのでしょうか。
一人でいる時→そのままの自分
誰かといる時→演じている自分、背伸びしている自分
となりそうですね。
では、どうして演じる必要があるのか?他人に対して自分をよく見せるため、他人の基準に合わせるため、背伸びする必要があるからです。下町育ちで言葉遣いや礼儀作法ができていない人が、ひょんなことでセレブや貴族と結婚したことから、自らの下品な振る舞いの改善に奮闘する。このようなケースってありますよね。こういった場合、馴れるまでは苦労の連続だと思います。
冒頭の“自然体”に話題を戻しますと、つまり“自然体”で過ごす時の態度や行動パターンが受け入れられないほど下品、もしくは他人に対して思いやりのないものである場合、気を遣わずに長い時間ともに過ごせる異性の数は限られてくる、と言えます。
中には、下品な者同士、色々な意味で鈍感な者が集まれば気を遣わなくて気楽でよい。こう考える方もいらっしゃるかも知れません。ですが、“恋愛偏差値”だと低いままで、玉の輿ではないですが、恋愛のステップアップは難しいと思います。
トーク、
振る舞い、
生活習慣…
デートの時に意識的にしていることが、意識せずに自然にできたら仲が深まって“自然体”どうしになった時に、相手に幻滅することもなくなりますよね。一人でいる時も、背伸びしている自分を演じてみて、背伸びが背伸びでなくなり“自然体”になっていけば、恋愛力の飛躍的な底上げになると思いますよ。