共有したい女性・依存したい男性の違いがあります
JR大阪駅・新大阪駅ではバスターミナルや新幹線の乗降口の光景。ここに来ますと旅行用のトランクやボストンバッグを持った人々を多く見かけます。
駅の改札付近やお土産物売場をウロウロと、旅行帰りや出発でしょうね。半袖、半ズボン、サングラスなど格好もラフです。ファミリーやカップルもそうですが、目に付くのは女性の友人どうしの一行です。中には、手を繋いだり、腕を組んだり仲が良さそうです。
男性のひとり旅は度々目にしますが、女性はどちらかと言えば複数での旅が多いような気がします。女性の中には腕組みしたり、手を繋いでカップル?と思える方々も見かけます。その他、街のお洒落なカフェの店内やタピオカドリンクの行列を見渡してみても、男性グループ皆無であり、カップルがチラホラ、大半が女性グループではないでしょうか。
これらは、女性は話が“女子トーク”や“女子会”と言われるように、話好きなこともありますよね。気持ちや体験の感動を同じような価値観の人と共有したい、の意識が働いていると思います。グルメや観光スポットのSNSの投稿も女性のほうが圧倒的に多いですよね。
一方で男性はですね。
感動の共有というよりも、誰にも理解されなくてもよいので自己満足を追求する傾向が強いです。例えば、アニメのフィギュアなど他人には理解できないマニアックなものを収集したり、電車の写真をひたすらに撮る、お気に入りのブランド品で衣服や持ち物を揃える、スポーツカーや高級車をピカピカに整備して眺める、というようなケースです。女性が浅い浅い知識で口出ししようものなら、「わかってない!」と激高される方もいらっしゃると思います。
悩んでいる時、ストレスを抱えている時などもそうですよね。誰かに話してモヤモヤした気持ちを解消したい女性。ひとりでちびちびお酒を飲む、水商売のお店やギャンブルでパーッと発散したい男性。人それぞれの性格があるので一概には言えませんが、男性と女性で対応が変わってくるのではないでしょうか。
誰かに感情を共有してほしい女性と、自分のすることに口出しせずそっと見守っていて欲しい男性の違い。これらを理解していないと、相手が不機嫌だったり怒っていたりする時に“火に油を注ぐ”ことになりかねません。特に男性は、悩んでいる女性に「解決策を提示する」として口出しするのですが、この場合は、ただ同調するのが効果的ということに気付かない方が多いと思いますよ。
また、夏の旅行で恋人と喧嘩してしまった方。彼氏の思い描く旅行、自己満足的な欲求(美味しさ、楽しさ、快適さ、好奇心など)が満たされていたのか?彼女と思い出を共有できていたのか、を振り返ってみてください。きっと仲直りのキッカケや、次回の旅行プランに活かせると思いますよ。