「いい人」を演じてモテない男の問題点

 勝てる恋愛テク

女子A「ねぇねぇ、この間、初デートした彼はどうだった?」
女子B「うん、いい人だったよ…」

世間一般にある女子の会話ですが、どこか違和感を感じませんか?注目すべきは、Aに対するBの回答の「いい人」です。これは、いったいどういう意味なのでしょうか。「いい人」=プラス評価、気に入った、という風にも捉えられますが…。「いい人」=当たり障りがなく無難な人、という印象もあります。

そもそもですが、女子Bは初デートの彼を気に入ったのか、という疑問です。もし気に入った、タイプの相手だった、という場合。「いい人」を使いませんよね。

・ルックスが超イケメン
・トークが面白い
・色々なことを知っている人
・優しさが半端ない

これらの表現になると思います。
つまり人が「いい人」という表現を使う意味合いはですね。

・あまり印象に残るところはない
・当たり障りがなく問題があるわけでもない

こんなニュアンスが含まれています。例えばですね、「いい人」をよく使う場面を想像してみてください。恋愛相手よりは、新しく入った環境や新たに出会った人々に用いることが多いです。

学校
部活の先輩
同級生
職場の上司
同僚
恋人の両親

これらを表現する時に使っています。自分にとって嫌な相手や問題のある相手であっては困るわけですから、問題がない人(当たり障りがない人)、生理的に受け入れられる人=「いい人」となりそうです。

恋愛ではどうでしょうか?
恋愛相手=問題がない人、でよいのでしょうか。親が決めたお見合い結婚の風習があった昔は、これでよかったのかも知れません。ですが自由恋愛の現代においては、異性を惹き付けると言う意味において、「いい人」だけでは不十分ですよ。

ただ現実的な問題として、別れさせ屋に「復縁」希望で相談される方。皆様が元恋人に嫌われたくないがために「いい人」を演じてしまっています。中でも恋愛経験が少ないB型の男性に多いですね。デートの内容が「いい人」を作りすぎていると思います。

・女性の空いている日時に合わせ
・女性が行きたい場所に行き
・話には全て同調する
・わがままは何でも聞いてあげる
・荷物は全て男が持つ

こんなケースです。
女性にとって「いい人」のカテゴリーに入るのですが、極端な言い方だと「都合のいい人」です。自己主張も何もない、頼りない人として捉えられても仕方ないと思います。「いい人」が悪いと言いたいわけではなく、恋愛の場合「いい人」プラスアルファの要素が求められるのではないでしょうか。

● 別れさせ屋の社長が考える「モテない男」とは
街を歩いていると彼氏が彼女のカバンを持っている姿を見ます。あの光景ってダサイなぁと思うのです。持っている男性が格好悪いのではなく、持たせている女性がダサイ。女性は彼氏にカバンを持たせるためにお店でカバンを選んだのでしょうか?違いますよね。

自分が「欲しい」と思って鏡を見て似合っている!と思うから購入した筈です。なのに?彼氏が持っているって間違った優しさ、その受け入れなのでメッキに見えます。何か不安・不足があるのでイチャイチャして仲良くしようとする反比例と同じですからね。自分の持物は自分で持っておくこと。

特に、男性はいつでも女性を守れるように常に「侍」であるべき。変質者、痴漢、強盗や信号無視の車、常識外れの暴漢が歩いている時代ですから、常に守れる状態にある。それが彼氏の役割だと思いますよ。彼女が自分で選んだカバンを持っている男って、優しさではなく、自分への悔しさだと思います。

この記事をシェアする