長続きする恋愛は“加点評価”のカップルが多いです
恋愛をはじめ人間関係では、相手に“加点”より“減点”のほうが、人の評価に大きく影響します。これは、継続的に述べてきました。では、人から“減点”の評価をされないためにはどうすればよいか?民間の調査会社のまとめですが、夫婦が互いに求める理想の配偶者の条件を見ていきす。
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【妻が夫に求めること】
包容力、思いやり、リーダーシップ、経済面、常識的知識など、一家の大黒柱、リーダーとして頼りがいを求める傾向が強い。
【夫が妻に求めること】
ルックスや夫を立てる従順さ、癒し、家事・育児といった家庭に関するスキルなど“女子力”や“母性”を求めている。
夫婦の場合、お互いに求め合う条件が備わっていると踏んで結婚に至りますよね。一緒に生活していく中で、少しずつ求める条件が備わっていない、もしくは失われていくことに気付き、結果として“減点”評価に繋がるケースが見られます。つまり、人は自分の相手に対する期待を裏切られた時、相手への“減点”評価になると言えるので、そうならないための方法とは?夫婦や恋人でもそうですが、相手に言われて始めて行動する人っていらっしゃいますよね。
例えば以下のケース。
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妻「毎月の生活費もっと何とかならない」
夫「転職を考えるよ」
妻「今の家、職場も遠いし買い物も不便だし治安も悪いから不安」
夫「引越しを考えようか」
妻「毎日、子守や家事でイライラしてる気持ちわかってるの?」
夫「ごめん」
夫「最近太ったんじゃない」
妻「ダイエットするわ」
夫「部屋ちょっと散らかり過ぎじゃない」
妻「片付けるわ」
夫「もう少し化粧や服装をきちんとして欲しい」
妻「わかったわかった」
これらの会話のように、相手に言われてからやる、では遅いです。やらないよりはマシですが、評価は減点幅が小さくなるだけで、減点には変わりないですから。なので少し考え方の角度を変えてください。
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夫「子供の教育費のことを考えると今の収入じゃ少ないから転職を考えるよ」
妻「まぁ、さすがね」
夫「今の家は、買い物に不便だし治安も悪いから不安だろ。引っ越そうか」
妻「あたしのこと考えてくれてるのね。ありがとう」
夫「最近、疲れてるみたいだけど、大丈夫?」
妻「大丈夫。でも、たまには家事手伝ってくれたらうれしいな」
夫「スタイルそんなによかったっけ」
妻「ちょっとダイエットしてみたの」
夫「いつも部屋をきれいにしてくれてありがとう」
妻「そう、たまにしか掃除できないんだけどね」
夫「化粧してお洒落すれば、一段とかわいいね」
妻「そうかしら」
このように、相手が望んでいることを、言われる前にやる。その効果は減点ではなく加点評価に結び付きやすいのではないでしょうか。あなたに対する“ニーズ”である、求められている希望を先読みすること。このことが、長い付き合いの中で、自身の評価を高め、関係を維持していく秘訣だと思いますよ。