悩む恋人を傍観せずに寄り添いましょう

 勝てる恋愛テク

夫・妻が困っていたら、どうしますか?
見て見ぬふり、無視するのは、もちろん論外ですよね。一般良識ある人であれば、何らかの手助けかアドバイスをするでしょう。ですが、ここからが問題です。

■ 夫婦の会話事例
夫「最近めまいが酷くて」
妻「疲れてるんじゃない。病院行って来たら」

夫「たまには気分転換したいな」
妻「今度の週末でもどこか出掛けてきたら」

妻「最近疲れが酷くて買い物に行くのも辛い」
夫「宅配サービス頼もうか」

妻「夕食のメニューが思い浮かばない」
夫「何でもいいよ」

4つの会話事例を見てどう思われたでしょう。
間違いの返答ではありませんが、どこか薄情で冷たいと感じられる気がしますね。

人が困っていると相談を受けた時。
男性であれば、問題の解決策を提示しがちです。相手が求めているのは、本当に問題解決策の“模範解答”でしょうか?、上記の会話例にある返答に間違いはなく、問題が一応解決に向かっているのは事実でしょう。しかし、問題の本質って解決してませんよね。

恋人があなたに悩みや問題を打ち明ける、または相談する時、なぜ、あなたなに相談したのか?を考えてみましょう。例えばですね。「体調が悪い」→「病院へ行く」だと、医者でもない素人に相談しなくてもいい。自分で答えを導き出せますよね。あなたに相談する真意は、解決策でなく、”共感や誠意・思いやり”など感情的な繋がりを求めています。

冒頭の会話例の場合
夫「めまいがひどい」(心配してほしい)
妻「大丈夫?無理していない?」
「病院行くなら先生の話を一緒に聞いて、生活で協力できることは協力するから」

夫「気分転換したい」(一緒に楽しいことをしたい)
妻「今度一緒に映画でもどう?」
「美味しいもの食べるのもいいんじゃない」

妻「疲れが酷い」(普段の家事のしんどさをわかってほしい)
夫「いつもありがとう」
「買い物について行って荷物くらい持つから」

妻「夕食が思い浮かばない」(いつも悩んでいるのをわかって欲しい)
夫「毎日考えるの大変だね」
「逆に食べたいものある?たまには外食しない?」

という感じで、共感する→あなたができることを協力する(しようとする)ことが大切です。恋人が何かで困っている時、それがあなたが直接解決できない専門的なものであったとしても、悩んでいる気持ちに共感すること。解決するための支えとなることはできるはずです。傍観、意見するのではなく、寄りそうこと。これが恋愛関係を含めた人間関係の本質なのかも知れませんね。

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