愛は、3年経つと冷めてしまうのでしょうか?

 勝てる恋愛テク

毎日蒸し暑い上、天候も不安定。気持ちも滅入ってきて仕事へのモチベーションも低下気味な方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな時、何もかもうまくいかなければ、仕事を投げ出したい気持ちになるかも知れません。就職したばかりの頃を思い出せば、上司に叱責されたり、失敗したりした時、1度や2度仕事を辞めようと思ったことがあると思いますが、先輩などから「(最低でも)3年は辛抱しなさい」「頑張りなさい」と激励され、思い止まった方もいらっしゃるでしょう。

個人的な感覚でかつ人によって違いはあると思いますが、人が我慢できる、もしくは飽きずに続けられる1つの区切りが3年くらいなのではないでしょうか。

例えば、仕事以外にも、引っ越したばかり、もしくは新車を買ったばかりで新たな物件や車を探す人はいませんよね。このタイミングでは、どんな優秀な営業マンが勧誘したところで、成約に至るケースは稀だと思います。ですが、3年ほど経ち、住居や車に不満や飽きが見つかり始めたところで、その不満や飽きを解消できるような案件を提案すれば、顧客の食い付きは3年前に比べあると思います。

恋愛では、どうでしょうか。交際して間もないカップルは、2人の気持ちが最高潮に盛り上がっていますので、他の人のアプローチが入り込む余地はないでしょう。ですが、交際3年目となりますと、多少のマンネリの他、お互いに対しての不満も募っている場合がありますので、男性、女性にもよりますが、わずかながらにも2人の間に割って入る余地が出てきていると言ってもいいと思います。

特に男性は、女性からの誘惑に弱い生き物です。カップルの別れの王道パターンは、男性が浮気→女性にバレる→女性の気持ちが離れる→破局、の流れが多くあると思います。この場合は、男性の浮気発覚が別れの決定打となるわけです。女性としても男性に飽き飽きしていたり、不満が溜まっていたりするケースもあり、さらに男性には内緒で浮気していることもあって、男性の浮気は、別れの口実に過ぎないということも少なくないようです。

結局のところ、時間(3年)が経つと、愛が冷めてしまうということなのでしょうか?

答えは、イエスでもノーでもないと思います。実際に愛が冷めてしまうか、その人に見切りをつけるか、はその時次第ではないでしょうか。

引っ越し、もしくは新車購入の3年後に営業マンは、新規物件や別の新車を提案したとしても、3年前の引越し先や新車が、新たに提案されたものより優れていると感じれば、そちらにいかないわけです。恋愛でも約3年の周期で、恋人を他の異性と比べる“検討時期”のようなものがある、もしくは、お相手に恋人がいるのであれば、自分とお相手の恋人とを比較・検討させられるチャンスがある、と言ったほうが正しいのかも知れません。

お相手と付き合ったばかりの頃は、ラブラブで他人の入る隙はありませんが、時が経ち、熱が冷めて冷静になっていくに連れ、他の異性と比較される機会が多くなっていきます。民間の調査などによりますと、カップルの約7割が出会って1年以内に交際しているというデータがある一方で、8割以上が3年以内に破局しているという報告もあります。

石の上にも3年(冷たい石の上にも3年座って居れば暖まってくる。我慢強く辛抱すればうまくいく)と言いますが、3年石の上に座ってみて(交際してみて)、暖まってくるのか、それとも冷めていることに気付くのか、答えは3年座ってみないとわからないものかも知れませんね。

この記事をシェアする