白馬の王子さまの幻を追い求めていませんか?
「白馬に乗った王子さまが私の前に現れる」
恋愛小説のような出会いを求めている女性は多いのではないでしょうか。生きている人全員が、他の男性が全く視界に入らないほど好きな人が最初の恋愛相手だったら生涯交際人数は1人で、バツ(離婚歴)が付く人もないでしょうね。
ですが、現実は20代後半にもなると、交際人数は多い人で2桁に達してます。バツが付いている人も少なからずいると思います。最初は、理想の相手と思って付き合ってみたらやっぱり理想じゃなかったのか?それとも理想が変わってしまったのか?最初から理想でなかったけど流されるままに恋人になったけどやっぱり合わなかった。そうやって皆さんに出会いと別れの理由があるでしょう。
ここで、冒頭の白馬の王子さまの話に戻りますが、自分にとっての理想(ドストライク)の相手というのは、本当に存在するのでしょうか。色々な恋愛に関する統計・調査を見てみますと、初めて交際した相手と結婚する確率は、3割ほどだそうです。日本の4組に1組の夫婦が離婚に至っていると言われていることや、晩婚化が進んでいる現実を見てもわかるように、理想の相手と出会うのは難しい、もしくは、白馬の王子さまとは幻想に過ぎない、が実際のところかも知れません。仮に、他の異性が目に入らないほど好きな人に出会えたとしても両想いになれるかは別問題ですし、出会った時点で他の人と結婚してしまっている可能性もあります。
「別れさせ屋」として長年、多くの夫婦のご相談をお聞きして思うこと。それは、夫婦が100点満点の満足度で結婚してるケースは少なくて、新婚当初は100点満点でも、後々の減点で別れに至るケースも少なくありません。つまり、長年男女が連れ添うためには、一定の基準があるのではないでしょうか。その線引きが恋愛相手としての総合的な妥協点(合格点)として守っていくことが重要になりそうです。
結婚相手の理想について議論する場合。
「2番目に好きな人と結婚したら幸せになれる」と言う方は多いと思います。その真意は、「恋は盲目」という言葉がありますように、恋愛感情が強すぎますと冷静に相手の長所、短所などを判断できなくなるため、後々恋愛感情が冷めてきた、「こんなはずじゃなかった」となったり、相手に尽くし過ぎて、依存が強く疲れる事が要因にあると思います。
また自分にとっての100点満点の恋愛相手がいつ現れるかわからない、統計的に満点は現れない可能性が高い現実を考慮しますと、理想を追い求めるより妥協点で異性を見つけるほうが楽です。理想の幸せ!に達成しくても、世間一般で言う「幸せ」を手に入れることは可能でしょう。
「別れさせ屋」として提案できることは、理想ではなく現実に目を向けてほしいということです。恋愛のみならず高い理想や目標を掲げることは、素晴らしいことと思いますが、人生には限りがあり、特に女性には幾つかの「適齢期」があります。理想を追い求めたい気持ちはわかりますよ。ですが、実現できる恋愛に目を向ける事で、「幸せ」を感じられる方は多いと思いますよ。
■ 理想の結婚相手は「同級生」であること
中学時代、高校時代、大学の同級生との結婚は離婚になるケースは少ないです。それも学生時代から付合っていて結婚した場合。浮気や不倫にて離婚に進む可能性はかなり少ないと思いますよ。と言うのも、夫・妻が浮気をしても長期化せずに短期で不倫解消となっています。なので離婚まで発展する不倫にならず、夫婦が長期安定した関係になっているようです。ただ、共に恋愛経験が少ないので浮気が「依存」になる可能性は高いですよ。妻がパート先の上司、先輩と不倫して本気になってしまった。夫が勤務先の新人女性と恋仲になってしまった。この状態から割り切った関係へと発展して、2年~5年と続くケースは多くございます。
その原因の1つとしてあるのが「レス関係」です。
どちらかが拒むと性欲が溜まるので、その発散として浮気をする。それが「女として接してくれた」と母・妻としての現実から、結婚前の恋人時代を思い出して、恋愛ゴッコから依存へと進んでしまうのだと思われます。解決策は「別れさせる」だけではなく、夫婦間のスキンシップ・接し方も改善が必要となります。誰でも人から愛されたい、認められたい、褒められたいなどの承認欲求を持っています。なので、夫婦関係が長くても「いつもありがとう」と会話する事が浮気防止には必要だと思いますよ。