単身赴任中の夫が「不倫」しない夫婦のコミュニケーション力

 別れさせ・復縁事例

親が子を思う気持ち「無償の愛」
東京に単身赴任中の夫、大阪在住の妻
夫「来月の三連休に子供を連れて東京においでよ」
「東京スカイツリー連れていってあげる」
妻「本当?嬉しい!」

単身赴任の夫を持つ家庭であれば、よくある夫婦の会話のように思われるでしょう。この会話に登場する夫の場合。妻や子供を東京観光に連れて行くことが家族孝行と思っているようですね。この夫婦の会話から「家族思いの良い旦那さんだな」と思われたのではないでしょうか。妻や子供の喜ぶことを提供する、素晴らしいことだと思います。これは夫として行動として紛れもなく正解でしょう。恐らく、単身赴任中の90%以上のパパは、こんな感じで「喜ばせたい」と考えていると思います。なのに?、なぜ単身赴任による別居を含めた2-3割の夫婦が離婚に至ってしまい、妻や夫の浮気、不倫が後を絶たないのか?

原因は1つではありませんよね。
その1つにあるのが夫婦・子供との考え方が乖離した「錯誤」だと思います。夫が時間を作って家族サービス。これは状況にもよりますが、自分が考える「喜ばせたい」と、家族の「して欲しいこと」は違うことがあります。多少のズレではあれば妻の“幸せパラメーター”は上昇するでしょうが…。この上昇幅は、その時の妻の心境、機嫌に依存すると思います。例えば、妻の子育てやプライベートが充実しているタイミングで家族サービスしたら?、もともとの“幸せパラメーター”が高いため、上昇幅は低くなります。

● 妻の“幸せパラメーター”が急上昇するタイミング
・子育てで疲れている
・失敗などで落ち込んでいる
・寂しいと感じている
・病気などで心細い
・マンネリの日々にうんざりしている

などではないでしょうか。
逆に言うと、妻のこうした下がっていいる心境の時にですね。「仕事が忙しい!」と連絡や心のケアを疎かにしてしまうと、妻は「私のことを何もわかってくれない!」となります。夫婦の関係悪化が避けられませんし、身近に頼れる男性がいれば…。愚痴や相談相手から関係が深くなり過ぎで「不倫」という事態も実際に起きているのです。

人の心は、何も問題なく順調な時より、辛い時、困難に直面している時ほど反応するとでも言いましょうか。つまり、特に単身赴任の夫が家族サービスに徹する時は、家族がピンチ、もしくは妻をはじめとした家族の“幸せパラメーター”が低下している時であり、“仕事が休み”の時でなく、必要なタイミングで“仕事を休んででも”行動を起こす必要があるのと思いますよ。

そのためには、妻や子供が今、どんな生活をしていてどういう心境なのか。健康か、何か問題に直面していないか、などをこまめな連絡で把握しておくことが重要になりそうですね。
弊社では、単身赴任中の夫婦間トラブルのご相談を多数お受けしています。その経験から言えるのですが、事前に対策をすることで、配偶者の浮気や不倫を食い止めることは可能です。

● 別れさせ屋に寄せられる単身赴任中の不倫問題
弊社に寄せられる単身赴任のお問合せで多いのは「夫の浮気相手」からの相談です。例えば、東京に仕事で住んでいる夫、妻・子供は大阪在住、夫は東京で彼女を作ったケース。このような関係性であれば夫と浮気相手は会社関係となります。よって専業主婦の妻よりも、依頼する経済力の面から「別れさせたい」と検討になりやすいのです。私達のような別れさせ業者の中には「夫婦を別れさせるは請けません」とする業者もございます。弊社では対応可能ですよ。これは各社にて依頼規定がありますので、それぞれにてガイドラインの差はあるかと思います。
参照:夫婦を別れさせる料金プラン

● 夫婦を別れさせる際の難易度が上がるケース
以下のケースでは「難しい」と判断する状況となります。恋人と違って夫婦と言うのは戸籍上の関係、親との関係など「別れたい」と思っても直ぐには決断できません。その為、多角的に夫婦が離婚できる状態なのか?は彼女側も検討しておく必要がございますよ。

<離婚しずらい夫婦>
① 親との関係良好
② 実家が近いor遠い
③ 健康面に問題アリ
④ 持家購入
⑤ 持家購入の資金が親から出ている
⑥ 世間体を強く気にする
⑦ 子供の存在(20歳までの年数)
⑧ 子供の入学、試験
⑨ 経済力(職業.年収)
⑩ 過去に浮気が発覚している

FP(ファイナルシャルプランナー)でも同じ意見を言われるのですが、夫婦の離婚には年齢&お金が影響します。中で持家のローン算・売却時の売値、離婚後に住める家の確保となる実家との関係など。この辺りを考慮して「離婚できる夫婦なのか?」を検討しなくてはいけません。お問合せを頂く相談者の中には「低予算・短期間」と安く早くだけを考えて検討される方が居られますが、やはり夫婦と言うのは恋人よりも深い関係ですので、安易に別れを決断する事は少ないと思いますよ。その為、計画的に着々と進めるべきケースなので焦らず進める方法を推薦しています。

この記事をシェアする