5月に多い新入社員の恋愛事情「ロマンスと別れ」は恋の始まり
「寿退社」と聞けば、退職する女性からすれば縁起が良いことですね。
でも企業側からすれば…。入社から時間をかけて教育しやっと一人前に仕事もできるようになったのに?戦力とする優秀な女子社員を失うのは、事業計画的には痛手と言えます。最近は、結婚しても「頑張りたい」と働く女性が増えました。なので「寿退社」という言葉あまり聞かなくなりましたが、地方では根強く残る地域もございます。その原因となる、男女の恋または愛が育まれるのは5月頃が多く、有能な社員を逃したくない人事担当者は注意しておいたほうがよいかも知れませんね。
なぜ5月頃が多いかと言いますと、新入社員の入社が4月だからです。
昭和や平成初期の時代は、入社すれば右も左もわからないまま「がんばれ!」と現場へ放り込まれてました。最近は“ゆとり世代”が多くなったこと、コンプライアンスや社会人マナー、社員の横の繋がりを作るために、社内研修を充実させる会社が増えています。全国展開する中小企業、大企業の場合だと本社研修となるわけですが、この研修期間に「同期・同僚」として恋に落ちてしまうカップルが多いのではないでしょうか。
カップルが同じ配属先であれば、問題ないありません。
ですが、一方が本社でもう一方が地方支社なんてことになりますと、3-4年後、女子社員が結婚を意識する年齢になった時に「結婚して一緒に住もう」となります。遠距離恋愛に終止符を打ち、男性が住む地域へ引っ越してしまうため、退職となってしまうケースが多いようです。
ここで、地方が本社の一般的な女子社員の寿退社までの一例です。
<事例>
4月上旬:入社式(恋愛相手とは面識がある程度)
4月中旬:社内研修を通じてお互いの距離が縮まり始める
4月下旬:休日に出掛けるなど、恋愛対象として意識する
5月初旬:男性の地方赴任が決まる
5月下旬:男女が自宅に訪問するようになり恋愛関係になる
↓
入社3-4年後:女性が結婚を意識し始めるタイミングで同棲がスタート。女性が辞表を提出する。
【解説】
別れが恋愛ムードを盛り上げる環境にありがちなことです。移動や転勤においても総じて同棲&入籍への意識がたかまりますからね。
ポイントは、研修が1-3週間程度であることです。
“短期間のロマンス”を終えると、その後に待っている“長期間の別れ”があります。これが2人の恋愛をより貴いものにすると思います。学生時代は毎日のように会っていた彼氏(彼女)とも環境が変わって会わなくなり疎遠になってしまうことが似てますね。また、女性に多いのですが、大学や専門学校という限られたコミュニティーの場合。カッコよく見えた彼氏も社会に出て冷静に見てみれば…。
「頼りない」
「まだまだ子供だった」
「若かったなぁ」
こんな感じで冷める傾向があり、卒業から入社の時期は別れと新たな出会いのタイミングが重なると言えるでしょう。
5月下旬のこの時期、4月に恋愛パートナーが就職された、特に遠距離恋愛になってしまった。そんな方は、もし社内で浮気をしていたら、浮気相手と深い関係になる時期です。浮気している人って初期段階で「止めたい」意識から、恋人へとヘルプサインを出しています。それを上手く理解できれば、浮気せずに相思相愛で続く恋愛を作ることが可能です。だけどサインを見逃してしまえば…浮気側って自分を正当化するだけの理由を持っていますからね。浮気した方が悪いではなく、浮気させてしまった側の頼りなさと解釈しているケースは多いですよ。
【補足】
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