恋人への連絡は“押し引き”の意識を忘れずに
「メリークリスマス」
「今年もお世話になりました。よいお年を」
「明けましておめでとう」
年末年始になると、そんな形式的な連絡を送ろうか、どうしようか、迷われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。恋人同士や意中の異性がいらっしゃる方でクリスマスに会えない方は、どうしても恋人が何をして過ごしているか気になってしまい、「メリークリスマス」と送ってしまったかも知れませんね。同様に「よいお年を」や「明けましておめでとう」を送ろうか、どうしようか、迷った末にとりあえず送っている方、多いと思います。
全てが全て自分の一方的な都合で連絡をとっているわけではないと思いますが、そんな形式的な連絡が多くなりがちなこの時期だからこそ、恋人をはじめとする連絡をとる目的を見直してみてもよいと思います。まず何となく思い付きで、自分の思いや連絡事項を伝えるために連絡を行っているという方は、連絡することに対して計画性がないと言えるのかも知れません。仕事の事務連絡であればそれでも構わないのでしょうが、男女の関係、特に恋愛感情が伴うとなりますとまた話は違ったものになります。
電話やメール、SNSを単なる情報伝達の手段と考えている方、人間関係で大きな損をしている可能性があります。恋愛相手へのアプローチという観点からしますと、しつこく何度も電話をしたり、メッセージを送り続けないといけないと思われるかも知れませんが、あっさり引き下がる、しばらく連絡をストップしてみるのも、駆け引きとしてしばしば使われるテクニックの1つです。
恋愛の連絡で重要なのは、相手にこちらへの好意を抱かせること。そのためには、こちらが相手に好意を抱いているけれども、いつ離れるかわからないよ、といった姿勢で接することです。ずっと好き好きでは、相手は安心しきってしまうか、引いてしまって、相手の気持ちをこちらに向けることは困難になります。かといって、全く連絡をしないと、相手はこちらが好意を抱いていないと思い込み、相手の気持ちも冷めていきますよね。大事なのは適度な距離感と感情の抑揚の誘発でしょう。
例えば、恋人と同棲していて毎日顔を合わしているならば、そんなに頻繁に連絡をとる必要はありませんが、しばらく会えない、顔を会わす時間が少なくなるとしますと、会えない時間の連絡の頻度や手段を見直さなければならないと思います。毎日会っていてほとんどメッセージをやり取りしないけれども、年末や元旦くらいは、「お世話になりました」や「今年もよろしく」とメッセージしてみても新鮮でよいかも知れませんよ。
(記事:スタッフ)