人に頭を下げ、協力を仰げますか?
自分は何でもひとりでできる。
何でも自分でやらないと気が済まない。
こんな感じで、自分の力を過信していると言いますか、人の力を借りること、教えを乞うことを避け、何でも自分ひとりで取り組み、結果、いつも大変な目にあっている、キャパシティを越えるほどのことをしている方がいらっしゃいます。自分自身で良いアイデアが浮かばない、手が足りないのであれば、恋人など身近な人にお願いすればよいのですが…。
何か大きな困難にぶつかった時や大きなことを成し遂げようとする時、言うまでもありませんが、協力者の存在が不可欠です。例えば、恋愛の問題を解決したいが、今の自分ではどうにもできない時、その問題を解決に導いてくれる協力者の助言や働き掛けにより状況が劇的に変わる場合があります。
例えば、恋人の親友や家族に働き掛けることができれば、恋愛を自分に有利な方向へ進めやすいですよね。また、子育てや家事につきましても信頼し分担できるパートナーがいるのといないのでは、労力や時間的余裕に大きな差が出てくるでしょう。また、恋愛の三角関係や復縁、別れさせなどを制するためには、恋愛専門家の助言が必須なことは言うまでもありませんよね。では、なぜ何でも自分ひとりでやろうとしてしまう人は、人に協力を申し出ることと、人の助言を素直に聞くことができないのか?
・変に自分の考え方、やり方に固執している
・こだわりが強すぎる
・過去の自分の成功体験にとらわれている
・プライドが許さない
などが考えられます。
別にこれら持っているのがいけないというわけではなく、それでもうまくやっていけている人はいます。ですが、人の協力を得られる、人の能力を借りられたほうが、恋愛でも仕事でもできることの幅が広がるのではないでしょうか。あとは、価値観の問題です。自分の強すぎるこだわりやプライドを貫いて問題と長くじっくり向き合っていくのか、それとも、自分の知らないことを知っている人やできないことができる人の協力を仰ぎ、できるだけ早く問題を突破して次にステージに行くのか。
また、恋人など誰かとかかわって生きていこうとするならば、そのパートナーが自分の最高の協力者になってもらはなければ、足を引っ張られるケースも想定されます。そういう意味では、夫婦2人3脚とは言われますが、人の力を借りることを念頭に置かなければ、人間関係は足並みが揃わなくなって転けてしまいそうですね。もっと人に対してどうすれば、自分の協力者にできるのか、という視点が必要でしょう。
(記事:スタッフ)