日々アップアップな生活をしていると…
あれもやらないといけない、これもしないといけない。
年末年始に限らず、仕事や雑務でバタバタしている中での家族や恋人へのサービス。やるべきことが多過ぎて嫌になってしまう、忙しくて心に全く余裕がない、そんなアップアップな生活を送っていると、イライラや疲れ、ストレスから暗い気持ちになり、表情もこわばったものになりそうですね。
毎日が「したいこと」ではなく「しなければならないこと」に追われている時、充実感というよりも焦燥感が募り、人に対しても事務的と言いますか冷淡な対応になりがちと思います。物事をそつなくこなす、とりあえず乗り切る、そんな風に全てにおいて合格点のギリギリのラインを攻めていくのは、無難で当たり障りのない生き方と言えるのかも知れませんが、かかわる人の反応はどちらかと言えば、鈍いか、もしくは何も感じない、記憶にも残らない、といったものになるのではないでしょうか。
楽しくない、充実していない、生き生きしていない、面白くない、ワクワクすると感じていない仕事や物事に対して、受け手である人はどう感じるのか?これは、何の記憶にも残らないか、場合によっては退屈で事務的な人、という風に映ります。つまり、自分が主導権を持って発信者として人とかかわる際、自分の気持ちが充実していなければ、相手も心から楽しめない、共感できない、気持ちが入らない場合があると言えそうですね。
仕事で責任ある役職についている方、家族や恋人に対して責任感の強い方、その他、周囲の頼み事や言われたことを何でも聞いてしまう方、義務的なやらなければならないことに追われて、自分の心をおろそか(なおざり)にしていませんか?心当たりがあるかも知れませんが、心ない振る舞いや対応、仕事では、当然相手の心には何も響かず、場合によっては自分の負の感情が相手に伝染し、より自分の置かれている状況を困難なものにしてしまうことがあります。負の感情の連鎖とでも言いましょうか。
恋人をはじめ家族、同僚など自分の周囲の人々がどうも最近暗い表情をしているな、と思ったら、もしかすると自分が発信源ではないか、と疑ってみることです。義務や責務に対して真面目に取り組むことも大事なのですが、もっと自分や他人がワクワクしたり、充実した気持ちになれたりする方法の知恵を巡らせることも大切なことと思いますよ。
(記事:スタッフ)