「ステイホーム」で実る恋愛、枯れる恋愛
ステイホーム。
テレビのニュースを眺めれば、政治家や有識者が連呼する声が嫌でも耳に残るのではないでしょうか。新型コロナ「第3波」が猛威を振るい、当面は終息のめどが付きそうにない中、クリスマスはもちろん年末年始は自宅で過ごさざるを得ない状況になりそうですね。恋人同士でひっそりと過ごすか、恋人のいない方、実家暮らしや仕事の事情などで恋人と過ごせない方は寂しい年末年始が予想されます。
外出の自粛ムードでみんなが自宅にこもりがちになるということ。多くの人が今までにあまり経験したことのないクリスマス、年末年始の過ごし方と思います。日本の一般的なカップルはクリスマスや年末年始に思い出を作ったり、ちょっと贅沢しようとする傾向がありますからね。そこが空白になると、どう過ごせばよいかわからない方もいらっしゃるでしょう。
人々の行動が変化する時と言いますのは、よい意味でも悪い意味でも、さまざま隙ができる時、心変わりのきっかけができやすい時期でもあります。ステイホームの状況下では、コミュニケーションの手段がリアルからバーチャルににならざるを得ませんよね。自宅で暇をもて余す人が増えれば、時間の空白を埋めるために、スマホでSNSや動画を視聴したり、情報サイトを閲覧したりする回数が増えるのではないでしょうか。
自宅でスマホを開く時間が増えるということは、着信、もしくはSNSのメッセージを送った際に目に留まる確率が上がるということです。特に普段は外出しがちで通話に応じない人も、タイミング次第では通話に応じる可能性が高くなります。
では、着信してみたものの、いったい何を話せばよいのか?
これは、着信する目的によります。
恋人との関係を維持したいのであれば、会えない時間のフォローのために近況を探ったり、自宅で会った際や新型コロナ終息後にどんなデートをしようかイメージを膨らませておく。
異性を口説きたい、恋敵(ライバル)と別れさせたいのであれば、普段の不満や悩み、愚痴、ストレスを感じることなどを聞き出しておくと、より身近存在になれそうですね。また、外出自粛の中では、デート先が限られるので、異性を自宅に呼び出す、もしくは異性の自宅を訪問するハードルも下がるのではないでしょうか。
不倫の場合は、お互い、もしくは両方に家庭があるため、親密な連絡や密会場所の確保が困難となります。ですが、ものは考えようでして、それで疎遠になってしまう、相手からの連絡が途絶えがちになるということは、そこまでの関係ではないということです。今1度冷静になり、相手や自分の対応に問題がなかったのかを考え直してみるよい機会となるでしょう。
(記事:スタッフ)