日常の中に潜む「非日常」を探してよう
寄り道や冒険と聞くと、負のイメージを持たれる方が居られます。
世間では踏み均らされた道をまっすぐ進むのが、ある意味では王道と考えられているケースが多いこともあるでしょう。人の行動パターンにしましても、自由を与えられれば与えられるほど自由に慣れていない人は規則正しい行動をとりがちです。逆にですが、周囲に振り回される、流される機会が多くなればなるほど、不規則、つまり行動の種類や目に触れる情報の数が広がることもあります。
例えば、家の中、よく行く飲食店や買い物先、通勤ルート、職場内、外出先など生活のあらゆる場所で「定位置」やパターンができてきますよね。それは自分が無意識に選んでいる居心地のよい場所であり、よほど意識しない限り変わることはないですし、その必要性も感じないのではないでしょうか。
ワンパターンな行動をとり続ける弊害は、狭く深い世界に浸りがちになるということです。得意分野を持つ、規則正しい生活をする、無駄なものを削ぎ落とすという考えに異論はありません。ですが、恋愛をはじめとする対人関係や人生の問題は、“正攻法”では解決できない、幅広い方法やアプローチが必要な場合が多々あります。
贈り物1つとっても、花束を最初もらった時は感動されますが、毎度となると感動も薄らいできますよね。ブランド品、小物、化粧品、雑貨など幅広い視点が求められます。デート先や生活の場面におきましても、常に新しい情報やノウハウを採り入れたり、試してみたりしたほうが、刺激にもなりますし、物事の良し悪しの判断も磨かれるのではないでしょうか。人の相談に乗れる機会も増えるでしょう。
例えば、情報を仕入れるのに効果的な方法として本やインターネットがありますが、話題の飲食店を調べてみると、インテリアやメニューなど日常生活の参考になる部分も少なからず見つかるでしょう。最近のトレンドはインスタ映えをはじめとする、日常の中の非日常、の傾向が強くなっていると感じますので、恋人受けを意識するならば、特別ではないけれども日常でもない、といったあたりを攻めるのが理想かなとも思います。いつもと違う場所(道)、情報、人。ワンパターンの行動で恋愛や生活に行き詰まっている方は、この辺りを見直してみてはいかがでしょうか。
(記事:スタッフ)