人が離れない、モテる人の特徴
「魅力」とは
異性を惹き付けるための重要な要素として、惹き付けたい異性に(自分の)「魅力」が認められることがあると思います。特に男性にとっての女性の魅力を考えますと、顔立ち、スタイル、若々しさ、好意的な表情、振る舞い、しぐさとそれらを際立たせるファッションが挙げられるのではないでしょうか。
女性はしばしば男性、女性からの目を意識し、こうした自分の「魅力」について磨くことを厭わない方が多くいらっしゃいます。年を重ねるごとに多くの人を惹き付けられるようになることと人からの高評価に満足感と達成感を感じ、優越感に浸っているということもあるでしょう。しかし、ここで問題になってきますのが、たったひとりの自分が好かれたい相手の心をしっかり掴めているのか、ではないでしょうか。
アイドルのように多くの人から異性的な魅力や価値を認められているにも関わらず、恋人に逃げられる、もしくは浮気されてしまう方がいらっしゃいます。「なぜあんなにも魅力的な人を差し置いてよそへ行ってしまうのだろう?」と傍から見れば首をかしげたくなるのですが、これは魅力は人を惹き付けるのには十分だけれども、繋ぎ止める、心を掴む、傍にもっと引き寄せるには不十分であることを示唆しているのかも知れません。
逆にですが、(そんなに魅力的とは感じなかったけれども)「強引に押されるうちに」「流されるままに」「勢いに押されついコロッと」「気が付いたらいつも一緒にいる」など、自然な流れでいつの間にか一緒になってしまっている、知らず知らずに心が奪われてしまっているケースがあります。こちらは、「魅力」と言うよりは、人の心を惑わせている意味で「魅惑的」という表現が適切でしょう。「魅力」が人を惹き付けるものだとするならば、「魅惑」は自分から人の心を掴むためのアクションという意味合いが強いと思います。
ルックスや性格が申し分なく、多くの人々から太鼓判を押されているにもかかわらず、恋人にいつも逃げられる人というのは、「魅力」は十分でも「魅惑」が不足している場合があります。
では、魅惑的な行動とはいったいどういうものを指すのか?
色気
情
恋心
好奇心
本能的欲求、etc…
そういった恋人の個人的な衝動的欲求を満たす何かを持っていることと考えることはできないでしょうか。多くの人を惹き付ける「魅力」と個人的なアプローチの側面が強い「魅惑」の両方を兼ね備えることで、異性に限らず「人がなぜか離れられない」状況を作り出すことも可能です。
(記事:スタッフ)