人の重い腰を上げさせる“テコ”となるもの

 勝てる恋愛テク

スマホのゲームや動画にダラダラ興じてしまう、誰でも1度くらいは心当たりがあるかと思います。

恋人が仕事やデートの予定の時間が迫っているのに、夢中になっていることを止めないのを見て「いい加減にして!」。こうやって声を荒げた経験がある方も多いですよね。

人が新たな行動に移せない時とは、何かその人の心を惹き付けている別の行動がありります。自分の頭では「やらなきゃいけない」とわかっていても、直ぐに気持ちが切り替えられず、ぎりぎりの時間になって行動してしまうことって結構あると思います。こういったことを踏まえるとですね。相手に対して「あれをして」「これをして」と言っても…頭の中に「ああ、しないといけないんだな」の意識を植え付けるだけで、相手が心惹かれる行動を立ち切って重い腰を上げるのか、というのは疑問でしょう。

ここで思い出して頂きたいのが、学校生活です。
勉強やスポーツのいわゆる自習・自主練習ができなくても、集団の中では、やれる・せざるを得ない雰囲気に背中を押され、しぶしぶでも取り組みますよね。腰を上げられない人が立ち上がるためには、”引っ張ってくれる人”の存在が重要になってくるわけです。

例えば、部屋を片付けられない彼女に対して、彼氏が部屋を綺麗にして欲しい時。「部屋を綺麗にして」と2~3回言って動かなければ、100回言っても意味がない可能性があります。そもそもですが、部屋の片付け方がわからない場合もあります。片付け方や収納方法を知った上で彼氏が手本となって動き、やり方を伝えるとともに背中を押す、一緒に取り組む姿勢が求められる状況です。

また、彼女が彼氏に旅行やお出かけに連れて行って欲しい時。
「どこか連れて行って」
「旅行に行きたいな」
こうやって2~3回言って動いてくれなければ、彼女側から旅行雑誌で行きたい候補地の魅力を伝える、彼氏の休日の予定を聞くなど。次の1手に出ることが効果的です。

最後は、相手が動いてくれたことに対し、感謝の意を示すことです。「何でやってくれないの?」「いい加減にして!」よりも、「ありがとう」「がんばったね」と言われる方が、前向きな気持ちになりますからね。笑顔で気持ちよく、自らが手本となって引っ張っていくことが、人の重い腰を上げさせる“テコ”になると思いますよ。
(記事:スタッフ)

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